北朝鮮問題をめぐる米国との取引 習近平主席の苦悩

国際制裁を受けながらも核開発、ミサイル発射を止めない北朝鮮へ強硬な対応を迫る米トランプ政権。これに対して、習近平主席は表向きには「(北朝鮮問題は)対話による平和的解決を」と従来の見解を繰り返しながら、朝鮮半島への米空母艦隊の派遣を批判することなく、「曖昧な態度」をみせる。なぜそうするのか。専門家らの見解をまじえて分析する。

習近平陣営と対立する江沢民派の対北朝鮮の温度差は歴然だ。

2012年まで政権の主導権を握っていた江沢民派が、今日にいたっても、北朝鮮と親密な関係を保っている。1989年、江沢民氏が党のトップに就任早々、一番先に訪問した国は北朝鮮だった。また、北朝鮮を歴訪した中国共産党政権の高官のほとんどは江派のメンバーである。

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