中国当局が邦人記者を妨害、人権活動家を取材中
中国の女性人権活動家・倪玉蘭氏を取材しようとした日本人記者が、中国当局から妨害を受けたうえ「事件を報じるな」と警告されていたことが明らかになった。ラジオ・フリーアジア(RFA)が報じた。
匿名の人物がRFAに明らかにしたところによると、4月17日、人権活動家の倪玉蘭氏を東京新聞の平岩勇司記者が取材に訪れたところ、公安局により、撮影した写真を消去するよう求められたほか、プレスパスとパスポートをチェックされ、倪氏を取材してはならないと警告された。
倪氏は世界的に評価されている人権活動家。2011年にはオランダ政府が優れた人権活動家に贈る「人権擁護者チューリップ賞」を受賞し、2016年には中国人弁護士の郭建梅氏、チベット人作家のツェリン・オーセル氏に次ぐ3人目の中国人女性として米国務省の「世界の勇気ある女性賞」を受賞。いずれも当局の妨害により授賞式に出席できていない。
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