金融当局が規制強化、中国株大幅に下落
中国株式市場は4月24日、主要株価指数の上海総合指数は前営業日比約1.4%安の3129ポイントで取引を終えた。今年に入ってから最大な下げ幅となった。金融規制当局がレバレッジ取引への取り締まりと金融セクターへの監督管理を強化するとの強硬姿勢に嫌気で、投資家からの売り注文が集中した。
上海総合のほか、深セン成分指数終値は同2.16%安の1万91ポイントで、創業板指数も同1.58%安の1809ポイントと大幅に下落した。
中国金融規制当局の人民銀行(中央銀行)、証券監督管理委員会(証監会)、銀行業監督管理委員会(銀監会)と保険監督管理委員会(保監会)は過去10日間に、相次いで、レバレッジ解消の強化、金融セクターでの資金空回りを防ぎ資金が着実に実体経済に流れることへの強化、悪質な株価操作などの不正取引への摘発強化などに関して措置を発表した。
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