朝鮮半島
米中首脳が対北で電話会談 今月2回目、習氏「平和的解決」言わず
中国の習近平国家主席は24日、北朝鮮情勢をめぐって、トランプ米大統領と電話会談をした。習氏は、北朝鮮に対して核実験などの挑発行為の自制を求め、各関係国に対して緊張を高める行動を避けるよう求めた。しかし、12日トランプ大統領との1回目の電話会談で言及した「平和的解決」の文言はなかったため、習近平当局の対北朝鮮政策に変化があったとみられる。
中国国営新華社通信によると、24日午前、習主席はトランプ大統領との電話会談において、朝鮮半島問題について意見交換をした。習主席は北朝鮮の核問題において米国と密接に連絡を取り合い、全面的な危機を避けるように米国などの各国と協力していくと述べた。
また習氏は、「中国は国連安全保障理事会の決議を順守する」「各関係国が責任を持って向き合い、共に緊迫した情勢を緩和して朝鮮半島の非核化と安定を実現していくよう努力すべきだ」と話した。
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