画像は2人のフランス大統領候補、向かって左にルペン氏、右にマクロン氏 (ERIC FEFERBERG/AFP/Getty Images)

分析 ルペン氏はフランス初の女性大統領になれるか?

7日にフランス大統領選の決選投票を控える中、中道派のエマニュエル・マクロン前経済相(39)と極右「国民前線」のマリーヌ・ルペン候補(48)は現地時間3日夜、最後のテレビ討論会に臨んだ。両候補は、国内経済、失業問題のほか、欧州単一通貨「ユーロ」離脱やテロ対策に重点を置き、約2時間半にわたり激論を交わした。

フランス語では、マクロン氏の「Macron」の発音が、色鮮やかなフランスのお菓子マカロン「Macaron」に近く、ルペン氏の「Le Pen」とパンの「Le Pain」の発音に近い。そのため、国民の間では今回の大統領選は、日常生活に欠かせないパンを選ぶのか、それともお菓子を選ぶのかと皮肉る人もいる。

仏調査会社Elabeが、テレビ局「BFMTV」の視聴者に対して行った簡易民意調査では、約63%の人がマクロン氏が「説得力があった」と示した。ルペン氏の敗北を早くも予測した。

▶ 続きを読む
関連記事
米国とオーストラリアが共同開発する極超音速巡航ミサイルHACMが初の試験投下を実施。スクラムジェットの仕組みや開発遅延、コスト、中共のA2/AD戦略への対抗手段としての役割を解説する
一人の人間は、どこまで豊かになってよいのか。マスク氏の巨万の富をめぐる議論は、資産の額だけでは答えられない。肝要なのは、その富がどのように生み出されたかという視点だ
ラテンアメリカで進む右傾化。ブラジルをはじめ各国で右派が勢いを増し、左派政権への逆風が広がっている。中南米の政治地図を塗り替えつつある潮流の背景とは
中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評