台湾、違法操業の漁船を拿捕 中国が厳重抗議

台湾の澎湖諸島付近の領海で違法操業する中国漁船1隻がこのほど、台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)に拿捕され、負傷者2人を含む乗組員7人が勾留された。中国は厳重に抗議し、人員と船の返還を求めている。

海岸巡防署の発表によると、6日午前5時半ごろ、巡視船が立ち入り検査を数十回にわたり警告したが、中国漁船が逃走を図った末、人の盾を作って激しく抵抗した。海警が閃光発音筒5発を発射して強行に乗り込み、その際、2人の船員の太ももや足が閃光発音筒に当たって軽傷を負い、病院で手当を受けた。

この事件を受けて、中国国務院台湾事務弁公室は声明文を発表、「台湾が大陸の漁船を不法に拿捕した」と非難し、再発防止、乗組員の釈放、船の返還を求めている。

台湾当局の発表によると、2016年強制排除した違法操業の中国籍漁船は延べ1325隻、うち拿捕したのは108隻だが、ほとんどは罰金などを課して返還している。「いずれも法律に基づく行為で、不法な取締りはない」としている。

(翻訳編集・叶清)

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