中国マーケット
中国当局、投資家を5段階評価で格付け「個人投資家を株市場から追い出すため」か
中国証券当局は7月1日から、国内の投資家に対して格付けすることが明らかになった。当局は投資家を5段階に評価した後、一部の投資家に対して、特定の株式や債券の取引を制限すると決定した。国内多くのネットユーザーは、当局は同決定で株式市場を支える個人投資家を市場から追い出す狙いがあると批判した。
国内金融情報サイト「和訊網」(17日付)の報道によると、中国証券業協会がこのほど、証券会社に対して発布した『証券経営機構が投資家の適切性に関する管理実施指引(意見募集稿)』では、投資家を対象に行う「リスクに耐える能力アンケート」の得点で、投資家を保守型、慎重型、穏健型、積極型、ラジカル型と分類していくのを決定した。
投資家が保守型や慎重型であると評価されると、証券会社は同投資家に対して「A株市場やB株市場の株式や、AA格信用債券、新三板市場(店頭市場の「全国中小企業株式譲渡システム」)の創新層登録銘柄」を含む中リスク商品、「AA-格以下の信用債券」などの高リスク商品を販売してはいけないと定めている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。