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ネット社会

中国ネット詐欺 賭博、性産業に加わる一大闇市場 1兆7000億円規模

中国では今、ネット詐欺の新たな手口が続々と現れており、被害者の数も急増している。中国メディアによると、ネット詐欺は賭博、性産業に続き中国の一大闇産業と化しており、1, 100億元(約1兆7,867億円)という巨額資金が動いていると見られている。

なかでも、個人情報の収集により闇産業に巨額の利益がもたらされるため、ネット詐欺の手口のうち、ハッキングによる個人情報の窃盗が闇社会で産業チェーン化している。

公開されたデータによると、2015年下半期から2016年上半期にかけて、中国大陸で起きた個人情報漏えい数は60億5000件に上り、そのうち8億6000万件の個人情報が闇社会で売買されていた。全体的な経済損失は約1,000億元(約1兆6,243億円)と見られている。

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