中国学生ローン

闇金融の餌食にされた中国の大学生 担保の代わりにヌード写真

中国では近年、学生向け消費者ローンが急激に拡大し、利用した多くの大学生は莫大な借金と高い利息を返済できず、厳しい取り立てに苦しんでいる。自殺者が続出しており、社会問題となっている。

陝西省西安市の地元紙「華商報」(9日付)の報道によると、同市の19歳の女子大生は、iPhoneを購入するために、家族に内緒で学生ローンから1万2500元(約21万円)を借りた。借金を返済できないため、また他の学生ローンからお金を借りてくる。8か月後、女性は30以上の闇金融業者から、総額23万元(約382万円)の借金を抱えるようになった。

しかも、借金の取り立てが厳しく、毎日、督促の電話がかかってくる。女子学生は、担保の代わりとしてヌード写真を闇金融業者に送付していた。後に、「裸の写真を友人などにばら撒く」と脅迫された。この学生はストレスから、自殺を何度も考えたという。

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