自動車大手「テスラ」と宇宙開発「SpaceX」のそれぞれの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏は最近、米ネバダ州で同州知事との対談でAIのリスクについて語った。写真は2016年9月、メキシコで開かれた宇宙開発のイベントに参加、演説したときに撮影(HECTOR GUERRERO/AFP/Getty Images)
ハイテクのリスク

自動車大手テスラのCEO「AIで人類文明は最大の危機に直面」

自動車大手「テスラ」と宇宙開発「SpaceX」のそれぞれの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏は、人工知能(AI)について「人類文明が直面する最大のリスク」と発言し、技術開発を監督するよう政府の早期介入を求めた。

マスク氏は「人工知能の最先端にアクセスできるとの立場から見て、(AI発展は)人々が本当に心配すべきことだと思う」と、7月13日から15日、ネバダ州ロードアイランドで開かれた会議で、知事ブライアン・サンドバル氏との対談で語った。

マスク氏は、企業は高度なAI技術の向上を追求するよう市場の圧力がかかっており、リスクについては無関心になりやすいため、幅広い政府規制が不可欠であると主張した。

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