第4次移民ブームで、中国人富裕層は清潔な空気、安全な食品などハイクオリティ・ライフ(高品質の生活)を求めている。(John Moore/Getty Images)

半数近くの中国人富豪は移民希望、動機は「教育」「環境問題」=胡潤移民白書

フージワーフ(中国名:胡潤)が最近発表した「2017中国投資移民白書」によると、半数近くの中国人富豪は移民を考えているという。その動機として教育、環境問題、人民元安などが挙げられた。胡潤が移民白書を発表したのは今年で4年目。

胡潤は今年4~7月、304人の富裕層(平均資産2000万元、日本円約3億3千万)を対象に調査を行った。その結果、46.5%の人が現在、移民を考えており、9%の人がすでに移民、または申請中であることがわかった。

アメリカは3年連続して最も人気のある移民先となった。カナダは3位のイギリスを抑えて、今年2位に上昇、オーストラリアは4位。

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