ケガ人なし
【動画】世界最大の魚市場・築地市場で火災 8時間後に鎮火
世界最大の魚市場で観光名所でもある東京の中央卸売市場・築地市場で3日午後5時ごろ、火災が発生。約15時間後の翌4日8時に鎮火した。警視庁築地署と東京消防庁は、現場の実況見分を行い、出火原因を調べている。この火災で7棟が燃え、約935平方メートルが全焼した。
築地署によると、燃えた店舗の多くは営業時間外で、ケガ人は出ていない。しかし、いまだに停電の影響で営業ができなくなっている店も出ている。火災により一時、周辺の約200軒は停電した。
築地市場は年間約66万トンを扱う世界最大の魚市場。火災現場は、築40年以上の木造やモルタル造の魚屋、レストラン、雑貨販売など400軒近くの古い建物が密集する地域。外国人観光客にも人気の観光スポット。
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79人の犠牲者を出したロンドンの高層ビル火災を見て、日本も他人事ではないと感じた方も多いかもしれない。東京都消防庁による昨年の調査で、立ち入り検査したビルの8割が防火基準を満たしていないことが判明していた。
スペイン南部で起きた森林火災で、ユネスコ世界遺産に指定された自然保護区である国立公園も被害を受けている。
中国貴州省で2日に起きたガスパイプラインの爆発では、高さ300~400メートルもの炎が立ち上った。中国当局は被害は8人死亡、35人が負傷としているが、現地住民らのなかには、死傷者は「1000人規模」ではないかと話すものもいる。被災地では住民たちが避難を余儀なくされている。