世界最速の男、12日引退前「ラストレース」に臨む。10日ロンドンで開かれている世界陸上男子100メートルで3位入賞し、ポーズを決めるウサイン・ボルト選手(Alexander Hassenstein/Getty Images for IAAF)
世界陸上

「史上最速の男」ボルト選手、12日ラストランに臨む

「史上最速の男」は有終の美を飾れるかー。イギリス・ロンドンで開催中の陸上の世界選手権では、現地時間12日夜22時頃、引退を表明しているジャマイカのウサイン・ボルト選手(31)が男子4×100メートルリレーでラストランに臨む。この種目で、ジャマイカチームが金メダルをとれるかどうか、世界中のファンが注目する。

ボルト選手は2008年、北京オリンピックを含むオリンピック3大会(ロンドンとリオデジャネイロ)連続、陸上競技の100メートル、200メートル、4×100メートルリレーの3冠を獲得した。また、陸上競技の世界選手権大会でも、100メートル、200メートル、4×100メートルの3冠を3回達成した。オリンピックと世界選手権で合わせて史上最高の11個の金メダルを獲得。

2015年にボルト選手は「2017年に現役を引退する」と表明した。今回のロンドン大会はボルト選手の現役最後の走りとなる。

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