スペイン警察当局、カタルーニャ州経済担当閣外相を逮捕=関係筋

[マドリード 20日 ロイター] – スペイン警察当局は20日、カタルーニャ自治州の複数の官庁を初めて捜索し、同自治州の経済担当閣外相を逮捕した。カタルーニャ自治州政府の複数の関係筋が明らかにした。

地元紙のラ・バングアルディアによると、カタルーニャ自治州の高官が12人逮捕された。

カタルーニャ自治州は10月1日にスペインからの独立の是非を問う住民投票を実施する構えだが、スペインの中央政府は住民投票は違法だと指摘。憲法裁判所が住民投票実施法を停止した。

警察当局は禁止された住民投票に関連した捜索を実施していることを確認したものの、詳細は明らかにしなかった。

カタルーニャ自治州政府の関係筋は経済担当閣外相以外の逮捕者については確認できなかった。

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