生物・化学兵器
北朝鮮、炭そ菌など30種類保有 人で運ぶ戦略も=米韓研究
米国は最近、北朝鮮軍が30種類の生物・化学兵器を人体に試験するだけでなく、生きている人を運搬体としてバクテリア戦争に使うことも計画しているとの研究内容を発表した。そのなかに含まれる2種、炭疽菌と天然痘は、韓国大統領府用の可能性が最も高いという。
報告書は、北朝鮮は炭疽菌、天然痘、ペスト、コレラ、腸チフス、黄熱病、赤痢や他の薬剤など13種類の生物兵器と、水疱性、神経性、窒息性ガスなど17種類の化学兵器を持っていると推測している。
ハーバード大学とAMPLYFI情報会社の研究チームは、半世紀にわたり北朝鮮の生物・化学兵器開発に関する情報を収集してきた。研究者らは人工知能ツールを用いて、生物関係のメッセージを含む84万のウェブサイトを訪れ、そのうちの2万3000は北朝鮮と関連していた。
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