中国共産党、「一帯一路」の規約挿入に驚きの声

[上海 24日 ロイター] – 中国共産党大会が24日承認した党規約の改正案には、習近平総書記(国家主席)の巨大経済圏構想「一帯一路」の推進が盛り込まれ、驚きを誘った。同構想の政治的重要性はさらに増し、成功に向けて背水の陣が敷かれた形だ。

一帯一路の文言挿入は、習氏の権力基盤が拡大したことのさらなる証左であると同時に、自身の任期後も構想を受け継いでいきたいという野心の表れでもある。

アナリストによると、共産党が外交政策への関心を強めていることが示されたほか、中国を世界の指導的立場に押し上げたいという習氏の熱望度合いも浮き彫りになった。

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