2010年2月25日、中国遼寧省瀋陽市で行われた結婚仲介イベントの様子。(大紀元資料室)

中国「過去最大の独身ブーム」、独身者数は2億人以上=中国メディア

11月11日は中国の「独身の日」だ。国内電子商取引最大手のアリババが毎年この日に合わせて行う大規模な激安セールは今や、全国的な大イベントとなり、海外からも注目された。「自分へのご褒美」と次々にネットショッピングにのめり込む中国の独身者は2億人以上とされる。中国メディアはこのほど、男女人口比率の歪みと経済的圧力が主因で、中国は過去最大の独身ブームに直面していると報道した。

中国国内メディア「鳳凰財経」(13日付)は、中国人口の男女比率の不均衡が激しく、数百万人以上の男性が結婚できないと指摘した。

中国当局が2010年に実施した『第6回全国人口普通調査』によると、全国30~39歳男性のうちの未婚者は1195万9000人。これに対して、この年齢層の未婚女性数は582万人。単純計算では、約613万9000人の男性が一生、結婚相手の女性に出会えないとの結果になった。

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