2013年1月23日、台湾空軍基地で行われた軍事演習に米製F-16戦闘機が参加した。(Photo credit should read SAM YEH/AFP/Getty Images)

中国の駐米公使 対台武力侵攻を示唆、台湾側が抗議 

中国の李克新・駐米公使は8日、駐米大使館で開かれた講演で、台湾への武力進攻に言及した。これを受け、台湾政府は強く抗議し、中国当局の圧力に屈しない姿勢をあらためて示した。

李公使は中国駐米高官のうち序列3位。同氏は、在米中国学者を対象に行った講演で、「米の軍艦が(台湾の)高雄に寄港した日は、わが人民軍が武力で台湾を統一する時である」と発言した。

米国会はこのほど発表した『2018会計年度国防権限法(NDAA)』報告書で、米政府が米台の軍艦の相互寄港や台湾軍の米軍演習「レッドフラッグ」の参加などを再考すべきだと提言した。

▶ 続きを読む
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]