北朝鮮のミサイル発射失敗、市街地に着弾で被害か=昨年4月
北朝鮮が昨年発射した弾道ミサイルは、打ち上げに失敗して、同国の人口密集地に墜落し、被害をもたらしていた可能性がある。米外交オンライン誌「ディプロマット」が3日に報じた。北朝鮮当局や国営メディアはこの事故について明かしていない。
報道によると、北朝鮮当局は2017年4月28日、平壌の南にある北倉空軍基地から中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」を発射した。しかし打ち上げに失敗して、徳川(トンコン)市の工業・農業用の複合施設に着弾したという。
同紙は米国防総省の関係筋の話として、ミサイルは動力飛行の1分後に1段階エンジンに異常が発生し、最終的には高度70キロを超えなかったと伝えた。記事は、4月と5月の衛星画像を比較して、関係筋が明かした事故現場を示している。
関連記事
米朝および朝鮮半島の緊張が高まる中、金正恩・朝鮮労働党委員長の動きが注目されている。韓国メディアは最近、中国と北朝鮮の国境付近を訪れた金氏は、中国への秘密ルートを確認したのではないかと情報筋の話として報じた。
[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の開発に携わった科学者らを表彰するとともに、最先端兵器を「より多く」製造する方針を示した。朝鮮中央通信(KCNA)が13日、報じた。 金委員長は軍需工業大会の閉幕に際して演説し、「核戦力を質量的に強化」するために科学者、技術者らが今後も「最先端の兵器・装備をより多く」製造し続
韓国メディアのTV朝鮮は12月17日、日本政府が朝鮮半島有事の際、在韓邦人の避難のために烏山・米軍基地の使用許可を韓国政府に申し入れたと報じた。韓国側は、日韓の歴史的背景のほか「日米韓が軍事同盟に発展しない」との中韓合意に基づいて、自衛隊機の受け入れには難色を示している。