中国企業によるM&A、EUが規制強化の動き 問われる日本の対応
中国企業による企業買収が急増している欧州連合(EU)では、中国資本を規制する法整備が加速化している。
独紙・ヴェルト・アム・ゾンターク(1月28日付)によると、ドイツ経済省のマティアス・マハニック次官はこのほど、同紙の取材に対して、技術やノウハウの流出を防ぐために、中国企業によるドイツや欧州企業の買収を規制し投資を監視するのに「より厳しい法案が不可欠だ」と述べた。
欧州企業の高い技術力を狙って、中国資本による買収案が近年増加している。ドイツのベルリンにあるメルカトル中国研究所(MERICS)2017年9月の発表によると、16年の中国企業によるEU企業M&Aの件数は309件で、投資額は858億ドルとこれまでの4年間の総額を超えている。
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