アジアの気品 チベタヌス見ごろ迎える 六甲高山植物園

近年、園芸家にも人気が高いクリスマスローズ。花の観賞期間も、2~3カ月程度と比較的長く、花の色や模様、咲き方にもさまざまな形があり、私たちの目を楽しませてくれます。その中でもヘレボルス・チベタヌスは、中国・四川省に生育する珍しいクリスマスローズで、六甲高山植物園のチベタヌスは今が見頃となっています。

ヘレボルス・チベタヌス(キンポウゲ科)は中国四川省に、隔離分布する珍しい種類で、高さは30~50cm。花は始め紅色をおびていますが後に緑色に変色します。パンダやハンカチノキを発見したプラントハンターのアルマン・ダヴィッド神父が1869年に中国の四川省付近で採取し、当時その近辺をチベットと呼んでいたことから、学名に「チベタヌス」と入れたよう。

ヘレボルス・チベタヌスの群落は西日本では六甲高山植物園だけでしか観賞出来ないようです。また20日(火)には、植物園にチベタヌスを寄贈した日本チベタヌス協会の出口会長が、生育状況の確認のため来園する予定。ひと足速く春を運んできたチベタヌスをこの目で感じてみてはいかがでしょうか。

(大道修)

 

 

関連記事
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。