中国の航空会社、台湾を「海外」扱い 国際料金を取るためか
中国当局が4月末、外国の航空各社に対して、台湾を「中国台湾」と明記するよう要求したことについて、中国国内世論でも関心が高まっている。一部のネットユーザーは、「なぜ国内の航空会社が香港・マカオ・台湾行きを『国際便』として扱っているのか」と違和感を覚えたという。
中国民用航空局は4月下旬、世界44の航空会社に対し、台湾や香港、マカオを中国の一部ではないとする情報をウェブサイトなどから削除するよう要求した。当局によると、すでに18社が表示を訂正したという。
一方、中国のネットユーザーは、国内の航空会社の公式サイトでは台湾や香港行きの航空便が「国際便」に区分されているとその矛盾を指摘した。
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