中国のネットでロシア批判文章、露政府系メディアが異例の報道
中国版Twitter「微博」などのSNS上ではこのほど、中ロ関係とプーチン大統領を猛烈に批判する記事が投稿された。記事では、ロシアが「遅れた技術で中国国民に損害をもたらす」との見方が示された。一方、ロシア政府系メディアが同記事について報道し、同国世論から注目された。米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)が6月30日報道した。
プーチン大統領が6月上旬に訪中した後、ロシア側は中国との間で、江蘇省にある田湾原子力発電所の7、8号機と、遼寧省の徐大堡原子力発電所の3、4号機の建設契約を結ぶことに成功した。
徐大堡原子力発電所の稼働中の1、2号機は、米原子炉メーカー大手のウェスチングハウス(WH)の技術が採用されていた。中国国内では、米中貿易摩擦の激化で、米国技術の代わりに、ロシア企業が3、4号機の設置を担うことに注目が集まった。
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