中国湖南省で車が群衆に突っ込み、犯人は3人との情報も

中国湖南省衡陽市衡東県で、現地時間12日午後7時半ごろ、地元の広場にいた群衆にが突っ込んだ。車から降りた男がその後、刃物で住民らを切りつけた。地元当局は車を運転していた男の身柄を拘束したと発表した。また、当局の情報によると、13日午前10時まで11人死亡、44人負傷したという。

いっぽう、地元住民らは大紀元の取材に対して、事件当時、運転手のほか、さらに二人の男がいて、そのうちの一人が広場にいた住民を切りつけたと証言した。

別の住民も容疑者3人を目撃したと証言した。警察がもう一人の身柄も拘束したとのうわさも出ている。

また、親族に負傷者がいるという男性は、死者は12人、負傷者も少なくとも50人以上と死傷者が当局の発表より多いと指摘した。

事件目撃者によると、12日夜広場は散歩している住民や「広場舞」と呼ばれるダンス愛好者でにぎわっていた。1台の赤いSUV(多目的スポーツ車)が突然、猛スピードで広場中央にいる群衆に向けて突っ込んだ。

中国メディアによると、運転手の男は地元出身の54歳で、麻薬販売罪や窃盗罪や傷害罪などで、過去複数回の逮捕歴がある。社会への報復で事件を起こしたと、中国メディアは伝えた。

インターネット上に事件当時の動画が掲載された。広場には負傷者とみられる多くの人が横たわり、悲鳴が上がる様子が映っている。

(記者・簫律生/顧暁華、翻訳編集・張哲)

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明