ヤンゴンの観光地で観光客を待つゾウ使い、2007年撮影(Khin Maung Win/AFP/Getty Images)

ミャンマー 絶滅危惧アジアゾウの死が増加、中国に漢方薬の材料で流通

ミャンマーに生息する野生のアジア象の数が激減している。象の皮膚は中国漢方薬として人気が高く、闇市場に出回っている。

「ゾウの皮?4時間もあれば、森で採ってこられるだろう」南西部の町チャイトーで、ある小売店員は9月11日、現地英字紙ミャンマー・タイムスに語った。

アジア象は、国際資源保護連合(IUCN)が指定する絶滅危惧種。英国拠点の動物愛護のNGO団体エレファント・ファミリーは最近、ミャンマーと中国で現地調査を行い、アジアゾウの現状に関する調査報告をまとめた。

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