モザンビークの村、中国企業の土砂採掘で洪水多発=アムネスティ
最近の環境調査で、インド洋に面する東アフリカのモザンビークでは中国鉱業企業が砂を大量に採掘しているため、洪水が発生しやすくなっていることが明らかになった。
人権団体アムネスティ・インターナショナルが2018年3月に発表した調査報告によると、モザンビーク北部の村ナゴンハでは、2015年から突発的な洪水が4回起きたという。洪水で48軒の住宅が流され、300人が住居を失った。
人口約1300人の小さな村だが、70年間同地域に住む高齢者たちも記憶にない規模の洪水だと驚いている。現地住民は土砂採掘を続ける中国の海域鉱山会社に、環境を破壊した損害の賠償を求めている。
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