2013年4月、イギリス・ロンドンで殺人ロボット開発について、禁止を呼び掛けるイベントが行われた(Oli Scarff/Getty Images)

北京理工大、AI殺人ロボット開発プログラム開設、高校生31人を選抜

中国当局は人工知能(AI)搭載の「自律型殺人兵器」の研究開発に力を入れている。しかし、その担い手として期待されたのは中国国内で集められた優秀な高校生。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが7日伝えた。

報道によると、北京理工大学(BIT)が5000人の応募者から18歳未満の高校生31人を選出した。当局は、今後4年間の「インテリジェント兵器システム実験計画」プログラムを通じて、学生らを「世界で最も若いAI兵器科学者」に育て上げるという。

中国国防科学技術工業委員会に直属するBITは、国防技術と兵器の開発機構でもある。

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