【ぶらり散歩道】–広島編– 黒松の井戸

標高575mの山頂付近から東広島の街並みが一望できる龍王山。その伏流水が10年から15年といわれる時間をかけて、ゆっくりと西条・酒蔵通りの地下の岩盤へとしみ込んでいく―――これが酒造りに適した「仕込み水」となっている。

 

「蔵造り通り」へと足を運べば、七つの蔵が仕込み水を試飲させてくれる。うちの一つである「黒松の井戸」を有する山陽鶴酒造株式会社は、名称があらわすように山陽道に面している。街道沿いに黒松の並木が見られた時代、黒松に舞いおりた鶴を見た創業者が、銘柄を「黒松山陽鶴」、井戸(試飲のできる)を「黒松の井戸」と名付けたという。売店に模様替えした店先の格子戸が、わずかに往時をしのばせている。

▶ 続きを読む
関連記事
ストレスや不安を和らげる足のツボ「大敦」。感情の安定や睡眠、生殖機能にも関わるとされるその働きと、自宅でできる簡単な刺激方法を紹介します。
水筒や室内に潜むカビは腸や呼吸に影響を与える可能性がある。エッセンシャルオイルによるケアと正しい清掃・除湿習慣を組み合わせることで、日常生活の中でカビ対策ができる。
発熱は体の防御反応であり、必ずしも抑えるべきものではない。解熱薬の使用に関する議論がある中で、中医学では体のバランスを整えながら自然に回復を促す方法が重視されている。
スマートフォンを持つ年齢は「何歳が正解か」ではなく「準備できているか」が重要とする研究が増えている。早期使用はうつや睡眠不足のリスクとも関連し、親の関わり方が大きな鍵となる。
ギネス認定の「世界一高価なお米」金芽米。1kg1万円超の価格にもかかわらず、実は利益は出ていないという。日本米の価値を世界に伝えるために生まれた、その驚きの背景とこだわりを追う