中国著名な経済学者、最新講演でミンスキー・モーメントに言及
中国著名のマクロ経済学者であり、人民大学国際通貨研究所副所長の向松祚教授は1月20日、中国上海市で行われた経済フォーラムで、2019年にミンスキー・モーメント(すべての資産価格が急落する時)の到来に警戒せよと警告を発した。
向教授はこの日、約30分間の講演を行った。教授は、2018年から現在まで続く経済減速の具体的な数値について、「国内外の研究機関がそれぞれデータを出しているが、共通認識に達していない」と指摘した。昨年12月、向教授は中国人民大学で行った講演で、「国内経済研究機関の内部資料では2018年中国の国内総生産(GDP)成長率が1.67%と示した。しかも、マイナスである可能性もある」と述べた。
向教授によると、景気の冷え込みを招いた原因は4つある。
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