なぜ「豚」は「象」に勝つことができたのか

古代から中世にかけて、戦場では馬・象・猫・犬・猿・サイなどが兵器として使われていました。しかし「豚」までもが軍事利用されていたことはご存じでしたか?

古代ローマ時代、ローマの軍団(レギオン)はマケドニアの「戦象」部隊に苦戦していました。現代では象は平和的で寛大な動物として知られていますが、古代ローマ人にとって、強力な力と大きな体を持つ象は恐ろしい強敵でした。この恐るべき「戦象」に対抗する手段をローマ人は発見しました。それはなんと「豚」を使うことだったのです。彼らは豚を「戦豚」に仕立て上げ、象と戦わせたのです。では小さな豚が巨大な象に勝つことができたのはなぜでしょうか。

歴史学者によると、ローマ軍は豚を戦象の群れの中に放したり、要塞の壁に吊るしたりなどして活用したそうです。豚たちは敵陣を縦横無尽に駆け回まったので、敵を混乱させる効果がありました。また、吊るされた豚が発する悲鳴には象を寄せ付けない効果があったそうです。

▶ 続きを読む
関連記事
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。
命を救う医療が、腸内細菌にも変化をもたらす可能性があります。アマゾンの先住民を追った研究から、治療の大切さとともに見えてきた、腸内環境を守るための新たな課題を紹介します。
眠気は自覚しにくく、判断力や運転能力を大きく低下させることがあります。唾液から睡眠不足を見分ける新たな研究とともに、睡眠が心臓や心身の健康に及ぼす影響を解説します。
胃がんで胃を全摘した男性は、食事の苦痛や衰弱に苦しみながらも、家族の支えと太極拳をきっかけに再び歩き出した。希望と使命を見つけるまでの10年の記録。