米豪で中国人留学生の逮捕相次ぐ 出身大学は「スパイ養成機関」との指摘
米国とオーストラリアではこのほど、中国人2人がスパイ活動を行ったとして、両国の司法当局に逮捕・起訴された。2人は、中国山西省太原市にある軍事関連の大学、中北大学の在校生と卒業生だ。専門家は、中北大学は情報工作員の育成機関だと指摘した。
米国フロリダ州の裁判所での公判で今月5日、中国籍の趙干利(20)は米軍事施設での盗撮を認め、懲役1年の有罪判決を受けた。
米紙マイアミ・ヘラルド5日付によると、趙は昨年、夏休み期間中の短期交換留学プログラムで米に入国した。同年9月、留学プログラムが終了直後、趙は帰国することなく、フロリダ州のキーウェスト米海軍航空基地に直行した。
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