中国企業のデフォルト増加「今年最初の灰色のサイ」
中国企業の債務不履行(デフォルト)が増加している。報道によると、中国民間投資最大手の中国民生投資集団(CMIG、略称:中民投)がデフォルトに陥ったほか、山東省では民営企業28社が債務整理をしている。
専門家は、企業のデフォルト増加は今年、中国経済が直面する最初の「灰色のサイ(発生の確率が高いが、軽視されがちな大きな影響力を持つリスク)」になると見ている。
ロイター通信(12日付)は山東省の裁判所の資料として、省内28社の民営企業がデフォルトに陥ったため、債務整理を進めていると伝えた。うち2社は、2018年「中国民間企業トップ500」にランクインした有力企業だった。
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