(Photo credit should read PASCAL PAVANI/AFP/Getty Images)

【子どもに聞かせたい昔話】ネズミに食われた鉄の天秤

昔々、ある村にジャナルダンという名前の裕福な商人が住んでいました。あるとき大雨が降り、村の近くを流れる川があふれて洪水が起こりました。村全体が水につかり、畑も家も仕事場も被害を受け、たくさんの人々や家畜が死んでしまいました。

この洪水のために大損をしたジャナルダンは、運試しに村を出て一からやり直そう、よその土地で大儲けをしてから村に戻ってまた新しく商売を始めようと考えました。家財を売り払って借金の支払いをすませると、ジャナルダンのもとに残ったのは先祖代々伝わってきた鉄の天秤だけになりました。その天秤はとても重いので旅に持っていけそうにもありません。

ジャナルダンは友達のジャナクにお別れを言いに行き、しばらく天秤を預かってくれないかと頼みました。ジャナクは「お前さんが戻るまで大事にしまっておくから心配いらないよ」と快く引き受けてくれました。ジャナルダンはジャナクの親切に感謝して天秤を預けると、新しい人生に向かって旅立ちました。

▶ 続きを読む
関連記事
新品の衣類には、染料、しわ防止加工、防水・防汚加工などの化学物質や、保管・試着時の汚れが残っている可能性があります。肌トラブルを防ぐため、着る前に洗う習慣が大切です。
歩行は、前頭葉や小脳、頭頂葉などが連携する高度な動作です。歩く速さ、歩幅、腕の振り、方向転換の変化は、認知症やパーキンソン病などの早期サインとなる可能性があります。
生産性を重視する社会では、休むことを無駄や甘えのように感じがちです。しかし休息は、努力の報酬ではなく、人生を味わい、人とのつながりを取り戻す大切な時間です。
スマホやパソコンで目を酷使する現代。80歳を過ぎても老眼鏡なしで小さな文字を読む中医学医師が、目を守る習慣を紹介します。
筋トレ初期の筋力向上には、筋肉の成長だけでなく神経系の適応が関わります。視覚化や自己暗示、使う筋肉への集中が、脳と筋肉の連携を高める可能性があります。