中国の胡潤研究院が発表した「2019年胡潤世界富豪ランキング」では、アリババ集団の馬雲会長は22位となった(余剛/大紀元)

胡潤世界富豪番付、中国人富豪の保有資産が縮小傾向

中国民間調査機関、胡潤研究院は26日、「2019年胡潤世界富豪ランキング」を発表した。中国経済失速によって、トップ20から中国人富豪の姿が消えた。

発表によると、中国電子商取引最大手、アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長と家族は、保有資産額2600億元(約4兆3160億円)でランキングの22位になった。中華圏では1位だった。

インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)の馬化騰・会長は、資産2550億元(約4兆2330億円)で、世界富豪ランキングの24位。馬雲氏に続き、中華圏の2位となった。テンセントは昨年、中国当局のスマートフォン向けゲームの規制強化で、同社株価が急落し、馬化騰氏の個人資産が400億元(約6640億円)減少した。

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