大紀元時報

【初日に遅刻したくない】32km先の職場に向かって夜道を歩いた青年

2019年03月13日 20時28分
(新唐人)
(新唐人)

まもなく4月。新天地で活躍する人々は期待に胸を膨らませる一方、しばらくは慣れないことやハプニングでドキドキ、ハラハラの毎日が続きそうです。米アラバマ州バーミングハム在住のウォルターさんもそんな一人です。転職が決まり、新しい職場に出勤する前日、車が突然故障してしまいました。

4時間だけ睡眠をとると、彼は約32キロ先にある新しい職場に歩いて向かうことにしました。初日に遅刻したくなかったからです。早朝3時頃、警察が歩いているウォルターさんを発見。「なぜ夜中にこんなところを歩いているの」と、理由を聞き出します。

その話を聞いた警察は、車で送ることを提案、朝ごはんまで用意してくれました。さらに、体を休めるよう教会へ連れて行ってくれたのでした。

新しい職場はBellhopsという引っ越し会社です。他の警察署職員がウォルターさんを初日の仕事現場となる家、ジェニーさんとクリス・ラメイさん夫妻の家まで送ってくれました。

以来、彼は毎日新しい仲間と楽しく仕事に励んでいます。

ルイジアナ州ニューオリンズに住んでいたウォルターさんはハリケーン・カトリーナによって家を失い、母親とバーミングハムに移住してきました。

ウォルターさんの根気強さに感動したジェニーさん、彼のストーリーをフェイスブックでシェアしました。

「真夜中の道を一人で歩いている途中、彼は何度引き返そうと思ったか想像もつきません」

その逸話に感動したBellhopsの最高経営責任者(CEO)であるルーク・マークリンさんは、はるばるテネシー州からウォルターさんに会いに行きました。そして、自分の車をウォルターさんにプレゼントしたのでした。

おかげでウォルターさんはまたゆっくりと睡眠をとることができます。

ラメイさん夫妻もGoFundMe(クラウドファンディングスタートアップ)へ、ページを開設し、ウォルターさんのために8千ドルを募りました。

人々に感謝の気持ちを表したウォルターさんの言葉は、多くの人々を勇気づけてくれました。

「どんな困難がやって来ても、必ず乗り越えることができる。自分で不可能を可能にすれば、不可能なんてことは一つもない。自分ができると信じれば、奇跡を起こすことができる」

大紀元メディアグループ新唐人から転載

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