中国共産党はメディア新秩序を狙う=国境なき記者団
国境なき記者団(RSF)は3月25日に発表した報告書で、体制批判の閉じ込めを狙う中国は、世界規模で「世界のメディア新秩序」を築こうとしていると指摘した。
「メディア新秩序を追求する中国」と題された52ページの報告書によれば、北京当局は、国内で実行する検閲構造と情報管理というモデルを海外へ輸出しようとしている。RSFは、人知れず進められている世界のメディア統制は、全世界でメディアの報道の自由を脅かしていると懸念している。
中国共産党政府は2003年に「メディア戦争」戦略を掲げた。RSFは、これは人民解放軍による情報戦略の一部とみなすことができると指摘する。
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