2200年前、日本に農具や五穀を運んだ伝説の人
今から2200年前、秦の時代の中国に徐福(じょふく)という人物がいました。『史記』によると、徐福は始皇帝から命を受け、幼い子どもたち500人を含む総勢3000人の集団を引き連れ、仙人と不老不死の仙薬を求めて、中国大陸から東方の桃源郷、日本へ渡ったとされています。
『史記』は紀元前100年頃に完成し、中国においても最古の古書であり、学術価値の高い歴史書です。著者である司馬遷は、伝承の地を訪れその内容を確認したとされます。『史記』には、「徐福、別名・徐市(じょふつ)は、斉(せい)の国の琅邪(ろうや)の人なり」と記載されています。
徐福の存在および不老不死の妙薬をめぐる始皇帝との出会いは、歴史ではなく「伝説」との認識に留まり、学問的に研究・評価の対象ではないとみなされていました。
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