米副大統領 中国の台頭「今後数十年のNATOの最大の課題」
米国のペンス副大統領はこのたび、インド太平洋地域における中国の台頭でもたらされる安全保障上の課題に注意を払うよう、北大西洋条約機構(NATO)に呼び掛けた。
ペンス副大統領は4月3日、ワシントンで開かれたシンクタンク主催のNATO創設70周年記念フォーラムで演説し、同地域の平和と安定を維持するために、NATOが米国に協力するよう期待すると述べた。
ペンス副大統領は講演で、NATOが向こう数十年で直面する最大の課題は中国の台頭だと語った。また、NATO加盟国は、南シナ海とインド太平洋地域における最近の「航行の自由作戦」に対して、フランスとイギリスが加わったことに感謝を示した。
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