米国防部報告=中国の5G拡大、共産党の戦略と不可分
米国国防総省は最新報告書のなかで、中国通信メーカーが世界で展開する5Gインフラの拡大は、中国共産党の広大な戦略のなかのひとつとして見なされるべきだと指摘した。
同省の防衛イノベーション委員会は4月、報告書「5Gエコシステム:DoDのリスクと機会」を発表。このなかで、中国は景気鈍化と米中貿易戦の継続から、共産党政権は打開策を模索している。このため、5G網拡大に、より積極的になっているとした。
5Gインフラには、周波数の新しい帯域が使われ、大別すると6GHz未満の「sub-6」と、ミリ波帯の2種類がある。ファーウェイは2015年、将来の5G網は「sub-6」が主力になると発表している。同社はsub-6サービスを中国国内で2020年から開始する計画がある。
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