米政府関係者「大学内に数千人中国人スパイ」 学生街ボストン「ターゲットだ」
米政府関係者はこのほど、中国情報機関が数千人規模の工作員を留学生や大学教授として米の大学に送り込み、スパイ活動をしているとあらめて警告した。
米紙ボストン・ヘラルド(Boston Herald)4月5日付によると、マサチューセッツ州連邦検事のアンドリュー・レリング氏(Andrew Lelling)は同日、「米国に入国した数千人の中国人は中国当局と直接関わり、米国内で知的財産権の窃盗を行っている」と指摘した。レリング氏は、マサチューセッツ州の州都であるボストンが、中国人スパイの「ターゲットだ」とした。
ボストンは米国有数の学生街で、名門ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ボストン大学など数多くの大学や専門校があり、各国から留学生が多く集まる。
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