米シンクタンクで拉致問題セミナー、被害者家族が参加 日本政府主催

米保守系シンクタンク・ハドソン研究所、日本政府、および米NGOの北朝鮮人権委員会(HRNK)は5月3日、北朝鮮による日本、韓国、アメリカ、およびその他の国の国民の拉致に対処するセミナーを開催した。

北朝鮮の日本人拉致被害者家族と、平壌で拘束され米国帰国後に死亡した米国人学生オットー・ワームビアさんの両親は、セミナーに出席し、北朝鮮問題に対して意見を述べた。ワームビアさんの母親は初めての公式発言で、北朝鮮金政権を「絶対悪」と批判した。

大学生だったオットー・ワームビアさんは2015年末、北朝鮮を旅行中に拘束された。2017年、昏睡状態で釈放され米国に帰国したが、翌日に死亡した。

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