米首都ワシントンDCにあるリンカーン像(GettyImages)

自由は反差別に取り違えられている=米専門家

5月3日、米保守系シンクタンク・クレアモント研究所が後援する「多文化主義対アメリカ」と題したイベントが、ワシントンで開催された。専門家は、多文化主義は国家や国民の意識が欠損していると指摘した。

イベントに出席した米国を代表する知識人の多くは、多文化主義を、敵勢力が分断工作を働き征服しようとする試みだと定義し、米国にとって脅威であるとの見解で一致した。

例えば、多文化主義は「米国人を人種、民族、性別、性的指向などで過度に細かく分類」しようとしている。さらに性同一性や、性自認、性障がいを含め多様に分類され、政府は政策や法律で保護することを強いられる。

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