米ハイテク企業、「ファーウェイが大学教授を介して技術窃盗」
米スタートアップ企業が5月初め、テキサス州の連邦地裁に提出した法的文書において、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、中国の大学教授を通じて、同社の技術情報を盗んだと批判した。米ボイス・オブ・アメリカが11日伝えた。
米カリフォルニア州に本部を置く会社、CNEX Labsはビッグデータ処理に欠かせない技術、ソリッドステートドライブ(SSD)技術を専門とする企業だ。同社は2017年以降、特許権や企業機密の窃盗をめぐって、ファーウェイと法廷で争っている。
CNEX Labsが今月提出した文書によると、中国厦門大学の毛波(音訳、Bo Mao)教授は、研究目的で同社に対して電子回路基板の提供を求めた。CNEX Labsは教授と、企業機密保護に関する契約書を交わしていた。教授は電子回路基板を入手した後、ファーウェイに渡したという。
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