独軍、新華社通信の記者らを調査 NATO軍基地でスパイ行為か
独軍当局がこのほど、北大西洋条約機構(NATO)即応部隊の基地でスパイ行為を働いたとして、中国国営新華社の記者3人を調査していることが明らかになった。ブルームバーグが25日、報道した。
報道によると、今月20日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は同国のミュンスター(Munster)にあるNATO軍の高度即応統合任務部隊(Very High Readiness Joint Task Force、VJTF)の訓練基地を視察した。国営新華社通信の記者らが他国の記者団とともに基地に入った。
情報筋はブルームバーグに対して、新華社通信の記者らはNATO軍の軍事装備を撮影し、基地内での生活に関して兵士らを取材するなど、疑わしい行動を取っていたと述べた。
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