このほど、香港の小学校で教えるカリキュラムのなかに「中共の洗脳的な教育内容」が大量に追加されたことがわかり、現場で教える教師のなかからも反発が出ている。イメージ画像、4年前の香港での民主化を求めるデモに参加した香港の学生や市民(Billy H.C. Kwok/Getty Images)

香港デモ、参加者の「護身術」マスクにゴーグル 「雨傘運動」から教訓

12日に香港で行われた「逃亡犯条例」改正案に反対するデモで、マスク、ヘルメットとゴーグルを着用する参加者の姿が目立っていた。警察の催涙弾から自らを守るためである一方、顔認証で個人情報が収集されることを防ぐためでもある。

AP通信の取材に応じた、匿名希望の女子大学生は12日、アドミラルティ(金鐘)付近で抗議活動に参加した。地下鉄駅を出ると、すぐマスクを着けた。香港政府、または中国共産党当局が個人情報を収集している可能性があるからだ。

「すべての人がマスクを使用している。誰がこの情報をどう利用しているか分からないから」

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