香港、台湾への移住者増加 自由失う懸念
香港で、じわりじわりと失われる民主主義と自由世界。最近、台湾へ移住する香港市民が増えているという。台湾内務省入国管理局のデータによると、マカオと香港からの移民が、2014年は697人だったが、2018年には1267人に達した。
「香港の民主は段階的に侵食されている。多くの抗議活動に参加した大学生たちは、台湾、英国、日本に移住したいと話している」と、台湾に住む香港出身の大学生はこのほど、衛星放送新唐人テレビの取材に応えた。
1997年の香港返還時、イギリスは香港の自治権を守るために、中国本土の管理に置きながら自治権を持つ「1国2制度」を50年間の期限付きで設けた。
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