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明王朝の奇妙な案件 猿の審判

中国明王朝の建寧府知府事を務めた郭子章は、誠実で有能な人でした。ある日、郭子章は新任の役人として水西路へし赴任する際、前橋というところを通る時、周辺の風景があまりにも美しかったため、心が晴れやかになり轎(きょう)から降りて、歩きながら周辺の風景を鑑賞することにしました。

郭子章が風景を鑑賞しているところ、一匹の猿が山頂から走って降りてきて、郭子章一行の中に駆け込み、一人一人を念入りに見ると、鳴き出し始めました。随行の人は猿が郭子章を傷つけると恐れ、急いで猿を追い払いましたが、猿はそこを離れず、鳴き続け、その鳴き声はとても甲高く悲しげなものでした。

郭子章は猿の異常な行為を見て、この猿は山中の野生の猿ではなく、人に訓練された猿ではないかと感じ、きっと何かの困り事で人に助けを求めにきたのだと思い、猿を追いはらわないように命じました。

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