大紀元時報

肥満女性はオンライン上で恥ずかしい写真をからかわれたが、その真相は?

2019年07月30日 15時52分
Shutterstock
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人を知らずして、惨めな思いをさせたり、人となりを判断したりしてはいけない。肥満女性が自身の写真をネット上でからかわれた際、勇気を出して写真にはうつらない真実を打ち明けた。

数年前の2012年頃、ジェニファー・ナップ・ウィルキンソンはウォルマートで家族のために買い物をしながら電動スクーターに乗っていた。ソーダケースを拾おうとした際、バランスを失い、スクーターから落ちて通路に転倒した。

この瞬間は、「笑った」「何人かの若い女の子」により写真に撮られた。写真は後でスーパーマーケットの買い物客を嘲笑するウェブページであるウォルマートの人々で共有された。

数年間、多くの人々がネット上で女性の肥満をばかにした。この写真の裏に隠された本当の物語を知らずして、彼女の不幸を笑いに変えた。その嘲笑は最終的に写真を目の当たりにしたウィルキンソンが、2016年末に「15分の宣言」というタイトルの記事を一般公開するまで続いた。

「この写真は悪いことに、肥満の人が怠けて立ち上がらなかったために、カートがひっくり返ったと捉えられてしまうことです。」とウィルキンソンは述べた。

しかし、実際には、彼女は脊椎すべり症、つまり脊椎の骨の1つ(椎骨)が前方に滑ってずれている脊椎状態を有していた。この病気は、背中や足に痛みやこわばりを引き起こす。

「私の場合、長く立ち上がるほど、足がしびれ動かなくなります。そのため、転倒することが多いです。」と彼女は述べた。

写真が撮られた日、ウィルキンソンは激しい痛みを感じていた。

さらに、彼女は大うつ病性障害、PTSD、回避的人格障害に罹患している。「精神疾患のため、乱れた食生活をしてきました。毎日ダイエットに励んでおり、最近ジムにも入会しましたが、体重はまだ減っていません。」と彼女は説明した。

ウィルキンソンは自らの状態の公表について、「障害のある人々を笑ってほしくなかったから」と説明した。「同情や肥満の受け入れが欲しいわけでも、憐れんでほしいわけでもありません。人としての思いやり、理解、尊敬を持ち、私を人間として扱ってほしいのです。」

次回、恥ずかしい写真を笑ったり、SNSに投稿したりする際には全員が考え直さなければいけない。「写真にうつらない真の問題は」分からず、誰かを傷つけるかもしれないのだから。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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