ハンガリー外相「誰を領土内に入れるか決める権利がある」EU移民政策を批判
トランプ米政権が「社会主義」に強い警戒感を示しているなか、欧州でも批判する声が上がっている。ハンガリーのペーテル・シーヤールトー外相(Péter Szijjártó)は7月下旬、欧州連合(EU)の政策報道を専門とするメディア「EURACTIV」に対して、欧州議会の最大会派である欧州人民党(EPP)が社会主義者の影響を深く受けていると批判した。
「EURACTIV」7月30日付によると、シーヤールトー外相は訪問先のクロアチアで取材に応じた。外相はEPPについて、「EPPはキリスト教民主主義の主張に戻らなければならない。最終的に私たちの将来を決める鍵となる問題は移民政策かもしれない」「今は左寄り過ぎだ」と述べた。
外相は、ハンガリーがEUの「移民配分備忘録」に署名しなかったことについて、「欧州の移民政策は非常に危険だ」との見解を示した。
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