米、中国の学術スパイ取り締まり強化 米国人も対象

米トランプ政権は中国共産党政権による学術界への浸透に追及の手を強めている。その対象は中国系住民から米国人まで拡大した。

米名門エモリー大学は5月、23年間在職していた中国出身米国籍の李暁江と李世華両氏の研究室を閉鎖し、両氏を解雇した。同研究室に所属する数人の中国人研究者も同時に解雇され、30日以内に中国への帰国を命じられた。

夫婦でもある2人は遺伝子編集技術を使用したハンチントン病治療研究の権威的存在で、2008年、世界初の遺伝子組み換えハンチントン病モデルサルの構築に成功し、2010年に別の研究者と初めて遺伝子組み換えハンチントン病・モデル豚を構築した。

▶ 続きを読む
関連記事
元米陸軍兵のドゥアン・ルオユーが、中共にHIMARSなどの軍事情報を提供した罪を認めた。量刑は2026年12月の予定
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
中共の情報収集が、工作員中心から企業、ドローン、サイバー空間を利用する「分散型」へと広がっている。米国で相次いで明らかになった事例と、防諜当局が警戒する新たな情報網の実態を追う
米下院外交委員会の小委員会が、米国内における外国勢力の影響工作をテーマに公聴会を開催。中国共産党やキューバ、イランに関連する活動、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐる資金ネットワークを議論する見通しだ
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した